こんな説があります。「ショッピング枠現金化による過払い金がユーザーの元にもどれば、もともと金遣いが荒い人のもとにお金が増えるのだから市場にそれらのお金が還元することになる。従って、景気回復の一助になるのではないか?」たしかに、一部そういう人もいるでしょう。しかし、ショッピング枠 現金化したような人こそ、反省した結果、お金の大切さを重く受け止めている訳で、帰ってきたお金をすぐに消費に回すようなことは考えにくいと思います。むしろ、過払い金が多く戻ってきても貯蓄に回してしまう人の方が多いのではないでしょうか?むしろ、ショッピング枠現金化により経営を圧迫された消費者金融が倒産することにより、世の中にさらなる失業者が増えることが心配です。では、現金化は経済に悪影響なのでしょうか?そもそも、今までの日本経済がローンをはじめとして身の丈に合わない借金をさせてまで消費を拡大させていたのが問題なのです。高度経済成長以降、借金をすることすら、経済を活性化させる一つの手段だったわけです。資源の無い国が幻想の様な豊かさを得ようとしたということは、国民に借金をさせるしかなかった訳です。そんな日本の間違った経済を是正させる自然な動きが現在の痛みであるわけで、この狂った現象が過ぎ去って、日本と言う国が身の丈に合った経済を得るための、いわば生みの苦しみの時期なのではないでしょうか?
